2020年5月11日月曜日

スクールカウンセラーだより3

           相談室だより 新緑号


 連休明けも、臨時休業が続くことになってしまいました。
 511日からも毎週月曜日に相談室は開いています。相談室直通電話(042-325-2700)なら11時から14時まで、それ以外の時間は学校へ(042-325-3735)おかけいただき、呼び出してください。予約はいつでも学校へどうぞ。


作り笑いで免疫力UP!ですってΣ(・□・;)

皆様、お疲れ様です。いかがお過ごしですか?後任のSC古川は毎週勤務しておりますが、月曜日はなぜか雨ばかりです。けれども他の日にふと空を見上げると、青いな…としみじみ感じます。人間が動かないということは、地球のためにはいいのだということが見えて、少々複雑な気持ちがします。見えないウイルスに翻弄され、あちらこちらで起こる地震におびえ、何だか気分が沈んでいきそうです。でも!その気分に身を任せない方がいいらしいですよ。

ヤフーニュースからの引用です。「人間をまるごととらえるホリスティック医学」というものを提唱しているという帯津良一先生の研究結果のポイントは、

   暗い顔だと免疫力が落ちて感染しやすくなる 

   作り笑いでも免疫力アップに効果がある 

   鏡と向き合って大いに笑いましょう

 ということらしいですよ。これはいくつかの実験に基づいているのだそうで、51日号の週刊朝日に関連記事が載っているようです。

 少々話は変わりますが、学校生活が通常通り進まない今、何か感じるところはないでしょうか。人間は「楽なこと」大好き動物です。「親」とか「学校」とか「社会」という「枠組み」、「縛るもの」に引っ張られて、あるいは叱咤激励されて、やりたくないことやできないことが不思議に「できるように」なっていきますね。家にいて勉強することがなんと難しいことか。特に子供のうちは、自分の気分に身を任せない方が成長します。例えば運動部の方、顧問の先生から気合を入れられた方が思った以上の力が出ることありませんか?そんなふうに外からコントロールしてもらっているうちに、だんだん自分で調節できるようになっていきますね。

 私たちは人として完成するということが難しいですけれど、大人も子供も、学ぶとか、自分の心身をコントロールしていく力は、「その気がある限り」生涯伸びる可能性があるようです。今はとても笑顔なんて作れるような環境じゃない!なんていう気分に…不安、怒り、戸惑い,虚しさ、諦め等々になっても、そこに身を任せずに、作り笑顔、やってみるのもありですね。

 だまされたと思って、古川はやってみようかなと思っています。だまされても大して悪いことはなさそうですから。いかがなものでしょう。